金曜に、なーんも考えずにアップデートしたら色々と大変でした。
- 環境
- CentOS 7
- PHP 8.0
- MariaDB 10.5
- zabbix 4.0LTS(4.0.27から4.0.28へのアップデート)
まず発生したのは、ログイン出来なくなるエラー。
画面は撮り忘れたが、mysqlに繋がらないというメッセージが表示されてログイン画面が表示されなくなりました。
だったら一個前のバージョンに戻してしまえと、アップデート前はちゃんと動いていた4.0.27にundoで戻してみたところ、ログイン出来るようにはなったんですが、ダッシュボードにphpのエラーがたくさん表示されるように。
phpが悪いのかと思って8.0から7.4にphpのバージョンを変更してみたけどダメ。
最終的に「zabbixでPHPの警告が出る場合の対処」を参考にソースファイルを修正したところ、元の状態に戻りました。(技術者blogに感謝!)
今日になって、救われた内容を残しておくのも、次に困った人の助けになるかな・・・なんて考えてこの投稿を書いております。
なんか4.0.28は色々とバグが含まれているようですね。
日本Zabbixユーザー会:Zabbix 5.2.4、5.0.8、4.0.28リリース
RHEL 7用のパッケージではいくつかの不具合が確認されているのでご注意ください。
現時点で確認できているのは、以下の2件です。
・5.0.8では、zabbix-web-japaneseパッケージが公開されていません。これは、パッケージを作成するためのspecファイルの更新時に記述漏れが発生してパッケージが生成されていなかったと思われます。
・4.0.28では、RHEL 7標準のPHPパッケージ(5.4.16)を使用しているとグラフが表示できません。これは、CLineGraphDraw.phpというファイル内に、PHP 5.4に対応していない記述を使用しているためだと思われます。Zabbix 5.2.4、5.0.8、4.0.28リリース
これらの問題に関しては、修正されたパッケージが公開されるかもしれません。